ある亡霊の戯言とJUMP9周年に宛てて
亡霊という言葉がある。
ジャニヲタ界隈でよく言われるのはもう解体したグループなどを好きなファンに言われる言葉だと私は認識している。
Jr.はともかくグループの解体やメンバーの変更脱退などがともかく多い。
デビューするための組み合わせを見るための実験といえるが、長くやっているとそのグループやくくりに愛着を持つ人もいる。
私も愛着を持ったグループがある。
私は過去に存在していたYa-Ya-yahの亡霊である。
私は四人になってからのファンだった。だが、2007年に崩壊した。
Hey!Say!JUMPデビューで、Ya-Ya-yahは解体し、私の担当はすぐ事務所を辞めた。
それから、だいたい4年くらい。私はHey!Say!JUMPの薮と光をほとんど見ることができなかった。
Ya-Ya-yahの薮と光が好きだったから、それ以外の場所で笑う彼らを見たくなかった。
それが、今、私はJUMPの中の伊野尾担を名乗っているのは、自担と同じくJUMPでのデビューを逃したといえる現A.B.C-Z橋本がデビューしたことにより、折り合いがつけれたことが大きい。 橋本がデビューしなければ、JUMPにいくことはなかっただろう。
さらに、自担が芸能界に復帰して来たことで、雪解けが始まったと思う。
そして、金八先生ファイナル。
そこに自担は出演した。その隣には、薮と光がいた。
事務所を離れたら余程のことがない限り、事務所のタレントと接触など不可能だ*1。
それなのに、テレビで堂々と、彼らは並んでいた。
私は泣いていた。
正直、もう一人足りないのだが、彼はそもそも金八先生に出演していなかったので、仕方ない。
事務所のことを思うと、これ以上は求められなかった。
そう、これでいい、これで十分。
その後、理想の息子の主題歌SUPER DELICATEを購入したことで、JUMP担へまっしぐらになるがそこで久しぶりに見た薮と光は本当に楽しそうで*2、悔しくもあり、嬉しかった。
まもなく、Hey!Say!JUMPはデビューして10年を迎える。それは、Ya-Ya-yahが解体して10年ということでもある。
今、私は何を思うのかというと、Ya-Ya-yahが大好きだが、それと同じくらいHey!Say!JUMPも大好きなのだ。
この話はHey!Say!JUMPに限ったことではない。Sexy Zone結成時のB.I.Shadowなど、NEWS結成時のK.K.KityやFour Topsなど、ましてやJr.はよく解体しては結成を繰り返すため、その解体グループが好きだったから、悲しむ人たちをよく見かける。
悲しむ人達の中には新しく結成したグループを攻撃するものもいて、よく新しいグループのファンと喧嘩になっているのを見かける。
私は思う。
過去は変えることもなかったことにすることもできない。
そして、人の心は、受け入れろと言われて簡単に受け入れることもできないと思う。
私も、あの時、もっと強く応援していれば、と思ったことは何度もある。
でも、だからと言って、今を否定することはできない。今を否定したら、彼らの成長もすべて否定することになるからだと私は考える。
ただ、現存グループも、推されてようが何しようがある日急に崩壊するのが、この事務所なのだ。今あるグループを愛しているならは、声を大きく上げよう。もしかしたら、何かが変わるかもしれないから。
話は逸れた。
私はデビューからの約4年間のHey!Say!JUMPを知らないが、彼らの10000字インタビューを見ると、私が苦しんだように、彼らも苦しんでいたことを知った。
いろいろあった。
メンバーの不祥事からの脱退もあった。
彼らの実力もまだまだかもしれない。
でも、私は。
Hey!Say!JUMPの可能性を信じてる。
Hey!Say!JUMP9周年おめでとうございます。
自分を信じて駆け抜けろ!
*1:ただし、元J.J.Expressのメンバーだった浅香航大と有岡はお互いの現場での目撃情報があるので実際は不明
*2:余談だがスパデリのPVメイキングでやぶいのが好きになった